炎のクリエイター日記・本店

 美味しいもの・史跡や歴史のご紹介など。 どんな素材も関西仕立てにクリエイト。

■実りの秋と言うお米に対し、初夏に黄金色となる麦の収穫時期は「麦秋」と呼ばれる。お米の裏作で得る恵みは、豊かさの象徴となる。

栗おこわ ~誰でも簡単に美味しく炊ける~

子供の頃は、お惣菜屋の店先のガラス越しに、炊き上げられた各種おこわがズラリと並べて量り売られていた。そのなかには赤飯もあり、特別なお祝い事や、お祭りの時にだけ家族縁者が集まって食べることもあった。その頃自宅でおこわを蒸すご家庭は、もち米を使って蒸し器を使ってのビッグイベントで、大変なご馳走だったと記憶している。今では季節外れの「栗おこわ」が簡単に炊けてしまうのでご紹介。





貧富の格差が激しい時代、庶民は米に麦・粟・ヒエなどを混ぜた粥を食べていた。柔らかいので「弱飯(ひめいい)」と言うのに対し、もち米は硬い(こわい)ので「おこわ」と呼ばれ、特別な祝いの席には欠かせないものとなった経緯だ。おこわは赤飯を始めとして、山菜・栗・芋・銀杏・鶏肉などバリエーションも豊富で、お祭りなどには食卓を飾っていた。





最近は良い意味で、春先の時期でも「栗おこわ」が楽しめる嬉しい時代になってきた。市販の商品である「むき栗の真空パック「もち米」があれば、炊飯器の液晶メニューを「おこわ」に合わせるだけで、誰でも簡単に失敗無く炊くことが出来るって夢のようなことなのだ。箸休めに、薄味の出汁巻きに生醤油をぶっかけて。






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