2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
突然! 無性に食べたくなるものに天津飯がある。白ご飯の上に中華の「芙蓉蟹(かに玉)」を乗っける丼のことだが、一般には仕上げの餡が甘酢餡掛けになっているお店が多いが、最近では中華餡を薄味に整え、酸辣湯のように餡を掻き玉風にしてあるテクニックも…
最初は関西風の「ばら寿司」を作っていたところ、色彩的に緑のキヌサヤみたいなものが欲しくて近所のスーパーへ。こうなるとキヌサヤ一辺倒で、他の緑がかった食材には目が行かなくなるのも人間のクセのようなもので、そんなところを考え直し青紫蘇も追加し…
すでに季節的には出まわっている「新ジャガ」は、ビタミンが大量に含まれており、レモンを食べるよりも効率が良く摂取できると聞く。また季節の食材は、欧州の料理のようにコテコテにソースを使うのではなく、できれば持ち味を重要視して味付けをしたいもの…
子供の頃に育った奈良での楽しみに、初夏の苺畑の畑じまいに呼んでもらうことがあった。畑に数十メートル続く畝を一本ずつ担当し、ツルや根っこを引っこ抜いて集めてお掃除するのだが、美味しそうな苺や少々痛んだイチゴが漏れなくオマケに付いてくる。これ…
関西だけの商品かも知れないが、「おはなはん/356円(税込)」という、家焼きお好みの定番商品がある。おはなはんの発売元は、お好み焼一筋50年の実績を誇っているだけあって、生卵だけを追加して混ぜて焼くと‥‥‥ふんわりさくさく、焼き立ての関西流お好み焼…
炎クリ外伝として、カウンターの魔術師さんが作ったキャラ弁をご紹介。寝冷えネコのきよニャのCM‥‥‥チキンライスで出来たネコそのものが可愛いし、セリフも超可愛くて「一生のお願いです。グルメな玉子きよらで作ったお布団をかけてください」は、皆さんも…
お肉系(牛・豚・鶏)の食材に下味をつけて、卵液にくぐらせパン粉を塗して油で揚げるカツレツは、これほどメインのお惣菜に適したメニューはない。しかし、周囲が海に囲まれている日本人好みの食材、サーモンや白身魚などに食材をチェンジするとフライと呼…
ジャガイモの毒素と言えば、芽が出ている場合はエグって取り除くってのはオカンにも教わったことだが、紫外線や蛍光灯に長時間当てると表面が青っぽく変色する場合がある。これはソラニンやカコニンという有毒物質だが、性質や特徴を知っておくと対処の方法…
前回に出来がよろしくない「味噌河童ラーメン」を食べて、大きく足を踏み外して後悔したラーメン好きのワシであったが、凝りもせずに河童本舗へ再訪してみると、平日限定だった替え玉無料サービスが、祝祭日でもひと玉に限り無料でOKとルール変更されてい…
ここ最近はぬるま湯に浸かったようなマーボ豆腐しかお目にかかっていない。丸美屋・永谷園などが甘口のぬる~いお味の急先鋒だが、伊藤ハムのおかずプラスは中道くらいを行く辛さだ。しかし今回は四川料理の名に恥じないコクと深みを出し、久々に辛さリミッ…
幼稚園までワシの愛読書だったグリム童話に「ウサギのお嫁さん」があり、春のキャベツ畑を荒らしにやってきたウサギの口車に乗せられて、危うくウサギのお嫁さんにされそうなった少女の物語で、拉致監禁されたが隙をついて逃げ帰った童話だったと思う。西洋…
そのままで食べると毎度食べ慣れている「ちくわ」だが、二次加工を加えてやると超美味しいお惣菜になる。カウンターの魔術師さんが、まな板を要求して竹輪を食べやすい大きさに切り揃え、揚げたてを即いただける「ちくわの天ぷら」に仕上げるようだ。こうい…
生まれ育った実家では、オカンが手づくりで餃子を作るなんてことは絶対になかったが、電車で二駅ゆられたら超美味しい「天理の餃子」こと大陸珍味の天雅があった。物心ついて月一くらいで通いだしたのが今では懐かしい想い出だが、その行脚が今も続いている…
最近でこそ流行らないが、一世を風靡したマカロニウエスタンと言うイタリアン西部劇があり、颯爽と登場するジュリア―ノジェンマ・フランコネロなどに男の色気を感じたものだ。日本でも、和製ウエスタン(西部劇)があって小林旭さんなどが渡り鳥シリーズで活…
家庭料理を代表する中華系料理は? という質問ならワシ的には、八宝菜が不動の一番手だろう。次点には優れたインスタント商品で、お気軽に作れる麻婆豆腐を始めとし、酢豚・回鍋肉(ホイコーロー)・青椒肉絲(チンジャオロース)と続きそうだが、トップの…
昔の風習では、田舎ではおめでたいことがあると、オバアが担当のように赤飯を炊いて祝う風習があった。家庭に蒸し器が無くなってからは、餅屋さんや和菓子屋さんに赤飯を炊くのを代行してもらい、一定の料金をオバアが支払っていたようだ。婚礼・子供の誕生…
韓国料理のユッケジャンスープとは、一般的には牛肉・各種お野菜・ワラビ・モヤシなどをゆっくり煮込んだ辛味のある料理だと思い込んでいた。従って「ユッケジャン春雨」と名付けようとしたが、実のところユッケジャンの意味は「肉狗醤」と書き、ユク=肉・…
ラーメン鍋の定義について考えてみた。普通のラーメンは、お湯で茹でた麺を湯切りして、スープを入れた器に入れてほぐすのが一般的だ。一方、永谷園の煮込みラーメンはお鍋の中で麺を煮込んでも、麺の粉がお鍋に溶け込むことがないように作られているので、…
ここ最近は散歩が日課となり、毎日約8000歩を目標にすると、愛玩犬ヨークシャーテリアの前足は、筋肉モリモリと中山きんに君のようになってきた。ワシ自身も運動後はタンパク質を身体が欲しがるので、豚肉と大豆でタンパク質をしっかり摂るにはと、玉ねぎ・…
春の息吹を感じる食材が、次々と芽を吹く気候になってきた。田舎にあった実家裏の畑では、片隅に自生していた季節の山菜の、フキノトウ・タラの芽・コゴミ・ウド・つくしなど。さらに漬物用に作っていた菜の花も魅力一杯だが、当時は通るのに邪魔だと思って…
牛めしの松屋の姉妹店として、豚カツ屋さんの松のやがチラホラ開店され始めている。目玉商品は、「ロースかつ定食/550円(税込)」と「かつ丼/550円(税込)」と見たが、かつ丼業界の先鋒となったかつやさんには充分太刀打ち出来るクオリティとプライスであ…
海軍大将の東郷平八郎が、料理担当にビーフシチューを作るよう命じ、和食の調味料で無理矢理作ったのが「肉じゃが」の起源だと聞くが、得てして歴史上の有名人物に引っ掛け、こういったフィクションは出来上がるもので、鵜呑みには出来ないが発祥地は京都舞…
寒流が漁場のスケトウダラ(明太)は、卵巣を辛子明太子に加工するのが有名で、鮮魚と言うよりも蒲鉾を始め練り製品の材料になっているケースが多い。卵巣を抜き取った本体の白身は、他の美味しい白身魚と比較すると見劣ることは否めないが、一年中冷凍モノ…
何処からともなくお茶の香りが漂ってくる宇治の平等院参道に、安政元年(1855年)創業の中村藤吉があり、色んな宇治茶を始めお茶のスイーツが味わえる。人気メニューは「生茶ゼリイ/900円」で、抹茶タイプとほうじ茶タイプがあり、光沢が生レバーのような輝…
お湯をかけるだけで出来あがる、日清のカップヌードルの待ち時間が、関西と関東ではまるっきり違うのがおもしろい。街で統計を取っていた番組によると、関東では表記どおりの3分が守られているが、関西では平均1分15秒の半戻し状態で食べる人が多いようだ…
最近になって、急に騒がれだしてメジャーになった「タッカルビ」は、その料理名からも推測できるように、鶏肉アバラ骨際の韓国料理だ。食材は、鶏肉・さつま芋・玉ネギ・にんじん・キャベツなどの野菜を用いた焼肉料理で、コチュジャン・豆板醤・ニンニクな…
アメリカで爆発的な人気の「スリラッチャソース/@239円」は、そんなに激辛という訳でもないが、ハンバーガー・ホットドッグ・ピザを始め、焼き鳥・焼肉・餃子・チャーハンなどにも、ダイレクトにぶっ掛けるとお味がバージョンアップするベトナムのピリ辛ソ…
インドなどではカレーのクオリティを上げるために、玉ねぎを飴色になるまで各種香辛料を加えつつ炒め、チャツネを作り置きして調味料として使うようだ。確かに旨みというか深みを出してくれるし、さらに他の野菜や果物でもチャツネを作る場合もあるが、一番…
学生時代に金欠になりお世話になった、お好み焼き屋さんのアルバイト。お客前の鉄板まで出向いて、お好み焼きを始め「ソース焼きそば」まで焼き上げるのが役割だった。ラードで焼いたそば玉の上に、塩コショウで焼いたお野菜をかぶせて蒸らすのがお決まりの…
豪華絢爛な七段飾りのお雛さまであれば、新鮮な魚介類が乗っかった江戸前ちらし寿司を食べてお祝いをする。しかし、今年の我が家は材木の切れ端から作って、布の着物を着せる「木目込み人形(きめこみにんぎょう)」を飾り、質素倹約から始まった岡山の「ば…