2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
京都の食べものと言えば、薄味で食材の持ち味を活かす京料理的なものが多い。しかし、京都ラーメン業界に至っては、シッカリした味付けが特徴となっている。老舗となる京都ラーメンビッグ3をご紹介するならば、第一旭・新福菜館・ラーメン藤と言ったところ…
子供の頃には、体調不良や風邪などを患った時には、オカンが林檎をすりおろしてくれたり、炊いてくれた「おじや」は消化の良いものというより、特効薬のように思っていた。そんな折、幼稚園児の頃だったか農薬を食って危機感を感じたことがあった。 急遽3時…
田舎の実家では、ご近所が収穫されたお野菜を、ご厚意で持って来てくださることがあった。今なら解かることだが、廊下にゴロゴロあったカボチャは追熟のために転がし、売り物にならない傷もの野菜でも旬のものは特に美味しい。頃合いを見てオカンは各種お野…
大根の旬は冬場で、激安の頃にはせっせせっせと大根の千切りを作っては乾燥させて、乾物の切り干し大根を作っておいた。田舎の加工食品の定番であるが、カルシウム・ビタミンB1・B2・鉄分・マグネシウムなどが、本家の大根よりも豊富に含まれており、栄…
以前お世話になっていた会社のポジションを、後進に引き継ぎをおこなって卒業してから早や10年。納期的には厳しい職場だったが、通勤するのが楽しみになるような職場環境を目指していたのが懐かしい。ただ直属の上司達が経営者と血縁関係で、部下の手柄は自…
ヨーロッパの民は、アメリカ大陸への移民と言えば聞こえは良いが、移民という名の「侵略」と表現したほうが良いかも‥‥‥。ワシが思うに、ウクライナもアメリカ大陸先住民のインディアンも、同じ境遇のように感じるが皆さんはどうだろう? さて一方、新天地で…
関西風の煮もののひとつに「炊き合わせ」というものがある。この炊くと言う言葉は煮ると同意語なのだが、関東やその他の地域ではお米を炊く時にしか使わない言葉となる。関西では京の宮中で使われていた、特別な言葉が数多く存在するので、他の地域では通じ…
露地物には、まだ時間がかかりそうだが、見るからにシャキシャキで新鮮そうなキュウリはあるわけで、急にワサビをきかせた「かっぱ巻き」が食べたくなった。酔っ払いなので指を切ってもいけないので、相方にリクエストして巻いてもらうことに‥‥‥。 気をきか…
高級レストランや、一般的家庭の夕食であっても、縁の下の力持ち的な役割を果たす「玉ネギ」は、主に球根のような葉鞘(ようしょう)の部分を食べるのが普通だ。しかし、実のところあの部分は葉の一部であり、なんなら延長上の白い付け根の白い葉・緑の葉の…
末っ娘の長男(瀬凪くん)が2歳になった。最近はお誕生日でもハーフバースデーとか言って、何回お祝いをやるのみたいなイメージがワシにはある。これも平和な世の中だってことで、日本に生まれたことを感謝するばかりだ。末っ娘であるお母さんが、頑張って…
学生時代の喫茶店では、軽食メニューに「ピラフ」が当たり前のようにあって、注文すると炒飯(チャーハン)が出てきたような記憶がある。当時は、炒飯の食材に海老などの魚介類を使うと、大雑把にピラフになるみたいなことで、これを諸外国ではピラフと統一…
ここ最近になって、賭け事で世間を賑わしているのは、注目度・高額度から「水原一平氏」の大谷君からの窃盗事件がダントツだろう。公判が始まったが、彼の報道されている手口は姑息な手段が圧倒的に多いので、頭脳明晰な彼がやったとは信じ難いものがある。…
酢豚の好き嫌いを、大きく左右する分岐点は、パイナップルをいれるかどうかでも決定する。日本では、気にする人が特に多いとか言うが、実はワシも苦手にしている。パイナップルには、お肉を柔らかくする効果があるとしても、個人的には勘弁して欲しい。ルー…
以前に「陶板焼き」をご紹介したことがあるが、家庭で陶板を使って焼いた海老グラタンを食べるなんざぁ~滅多にないだろう。陶板とは耐熱性の陶器でつくったお鍋で、火のはいり方が穏やかで食材が焦げにくく美味しい。これを何処で手に入れたかと言うと、富…
運気が怪しくなってくると、豪勢にうな丼でも食べて上方修正したいものだが、フトコロと相談すると先日の年二回買う競馬は大ハズレだったので、最近の格安うな丼事情を調べてみると、すき家さん鰻丼@990円~吉野家さん鰻重@1207円で、なかなか立派なお値段…
これまではピカタと言えば、鶏肉と卵で作って親子焼きとか言ってたワシだが、今回は豚ロース肉のピカタと言うことで、安易に豚ロースの他人焼きとなるわけだが、パンの耳から作ったパン粉も使ったら、見映えこそしないが香ばしく良い感じに仕上がったのでご…
花のお江戸は深川(ふかがわ)あたりの海で、アサリが大漁に獲れたことから、漁師たちはアサリのむき身をサッと煮て、ご飯の上にアサリを乗っけて丼ぶりにした「深川めし」が、今の江東区辺りで流行ったようだ。従って本流の作り方を辿れば、味噌汁的なもの…
関東のあの地震から、お家での揚げものは揺れが来ると危険なんで、自重されている方も多いとか。ワシは揚げものが好きで、天麩羅・フライ・かつ・串かつなどには目がないので、もしワシだったら揚げ焼き気味にフライを仕上げるなんて妥協策に出るかも知れな…
まず最初にお断りしておくが、ワシはかつやさんの期間限定ならば、進んで注文してしまうような悪癖を持っている。商品が運ばれてきて、かつカレーだったことにまずビックリした。目を凝らしてみれば、タイトルにはないが右下のトッピング種類のところに、カ…
ここ最近は、から揚げに関わると祟りのようなものに遭遇し、こっ酷い仕打ちを受けることになる。ラーメン屋さんで「から揚げ一皿3個」を注文すると、ラーメンを食べ終わっても出てこないので、お勘定すると料金には含まれていた件。全力飯かつやさんで、揚…
ワシがカレーライスを作ると、激辛とは行かないまでも少し辛くなってしまう。そこで辛いのが苦手な代表として、会い方が舵をとって今回のカレーライス作りとなった。それもテレビで頻繁に紹介している「焼きカレー」を作るための下準備であるカレー作りが始…
先日道の駅でタケノコを販売していたオバサンは、スコップで掘ること3分で1本採れる驚異のスピードを自慢されていた。侮れないオバサンから「タケノコ」を買ったときに、ふと気が付いたのは、瀬田川畔の国有林の竹やぶへ、今年に限って自分でタケノコ掘り…
全力飯かつやさんから、今月の期間限定メニューとして「ねぎ味噌ロースカツ丼@615円(税込・100円引券)」が売り出されている。気乗りはしなかったが、毎月の恒例と早速に注文をした。見た目はメニューとかけ離れてみすぼらしいイメージがアリアリと‥‥‥失敗…
鰻の季節でもないが、一切れで満足いく「鰻ちらし丼」をご紹介する。お寿司屋さんのバイトをしている時には、身を崩さないように気を付けて、寿司ネタとして薄く削ぎ切りに仕上げることを習った。そんなどうでも良いような技が、今となってはご飯作りの大き…
末っ娘が長男を連れて、奈良公園で鹿と遊ばせたそうだが、ここ最近は鹿が人間を敵視するような行動をとるようだ。何故かと言うと、誰もが皆んなというわけでもないが、中国からの観光客が鹿せんべいを差し出して鹿が食べに来ると、2回目から鼻っ面を殴って…
ラーメン屋さんに「スタミナ」とついているのは、各地のお店で色々なパターンがあって、お店も含めて作った人がどんな食材にスタミナ・パワーの源があると考えているのか、色んな種類を見ると改めて興味が湧いてくる。ニンニクに源を求める人が一番多く、次…
しっとりとしたベーコンと、ホクホクのじゃが芋があれば、生まれ故郷がドイツのジャーマンポテトの出番となる。現地では「ブラートカルトッフェルン」と言い、ビールにあうのは誰もが認めるところだ。時短で繰り出す技に、レンチンでじゃが芋に火を通してお…
今年も開かれた信楽駅前陶器市は、3日になってやっとお陽さまが顔を出して、たくさんの信楽焼き愛好者で会場が埋め尽くされた。この地を訪れると、いたるところでお狸さんが迎えてくれるが、今回は風変わりな大相撲平幕優勝の「尊富士関」を連想するお狸さ…
鬼平犯科帳の原作者池波正太郎さんは、当時の江戸の食文化に触れる時代劇を目指しておられた。さらに山本周五郎さん原作の時代劇でも、庶民の皆さんがお昼ご飯に選ぶ「菜めし屋」さんが登場し、庶民の食べものとして、小さなお店でところ狭しと繁盛している…
いつもは付け合わせに、少量のスパサラを作るのだが、今回は急にスパサラを大量に食べたくなって、安易に楽チンに仕上げる方法はないかと考えた。フライパンひとつで全部作ってしまうような、まずは湯を沸かし乾麺を半分に折って、キャベツと共に塩は入れず…