炎のクリエイター日記・本店

 美味しいもの・史跡や歴史のご紹介など。 どんな素材も関西仕立てにクリエイト。

■実りの秋と言うお米に対し、初夏に黄金色となる麦の収穫時期は「麦秋」と呼ばれる。お米の裏作で得る恵みは、豊かさの象徴となる。

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

南禅寺界隈の桜の古木 ~風流で趣きある盆栽のよう~

先日ご紹介した「びわ湖疎水」を、京の都へ通すにあたって、ルートの計画に入ったのは「南禅寺(なんぜんじ)」を横切る格好で、これには相当な周囲関係者の反対があったようだが、たび重なる疫病・流行り病の撲滅という大義の前に反対の声はかき消されたよ…

ホタルイカの魚醤 + 551蓬莱の豚まん

人類における調味料の歴史は、大きくジャンル分けすると、西洋の肉醤(にくびしお)と、東南アジアの魚醤(ぎょしょう)に別れ、日本でも伝統的な魚醤「魚汁(いしる)」や「しょっつる」が有名でワシも知るところだ。日本海側の但馬は、高級和牛とホタルイ…

インクラインは桜の名所 ~傾斜鉄道跡地が、お花見スポットに~

京都には「蹴上インクライン」という桜並木観光スポットがある。インクラインという運河の工程の中の一部分で、明治中期から昭和の終戦直後まで、実際に稼働していた「びわ湖疏水」を利用した舟運ルートのシステムのことだ。滋賀から京都まで荷を運んだのち…

筍の天とじ丼 ~出始めチビ筍と無料天かす卵とじ~

春の訪れを感じる「朝堀の筍」を手にとって、数個しかないが「初もの」なのでお裾分けだと、お友達が持って来てくれた。先人の言い伝えで、季節の最初に収穫されたものを食べると「福」を呼び込み、長寿になるとある。更にそれを第三者と分かち合うと、さら…

肉じゃがではなく‥‥‥うどんじゃが!

煮ものと言う感覚ではない我が家の「肉じゃが」は、良い感じに馴染んでくると十中八九「冷凍讃岐うどん」を投入する。やり方は、レンチンしたのちに一旦冷水で洗うように〆て、腰を強くする作業を施してから水を丁寧に切って、讃岐うどんを最大限に美味しく…

ソース焼きライスヌードル ~ヘルシーな米粉使用~

やや太めの麺というだけで「ソース焼きそば」と見た目は同じ類のもの。種を明かせば、ヘルシー米粉のライスヌードルを焼きそば麺として使っただけで、あとはワシのレシピに沿って作ってみた。お鍋で4分茹でる生麺タイプは、お鍋に皿を沈めて対流を変えてや…

マヨラー vs ケチャッパー ~高価なブツには特別な味~

単なるジャガイモの素揚げでも、素材の持ち味が良いと中身までホックホク。但しなにを付けて食べるかによって大きな違いが生じるのも事実だ。シンプルな塩派も王道で大賛成も、ワシはマヨネーズをチョンとつけるマヨラーで、お隣席の常連R子さんはケチャッ…

十二分屋 膳所店 ~特製アラクレ琥珀ラーメン~

先日も伺った膳所湖岸沿いの、醤油ラーメン「十二分屋さん」膳所店。コンセプトを、近江の老舗醤油蔵との提携から三種の醤油による三種類の醤油ラーメンがある以上、全部を制覇して批評すべきだろう。前回は特製十二分屋そば ←突っつくとリンク。を経験した…

野菜の天ぷら ~お好み焼きで食材整理、質素な白ご飯~

冷蔵庫に余す野菜の整理には、一にお鍋・二にお好み焼き・三四が無くて五に天ぷら‥‥ってなもんで、敢えてこう言ったメニューは必要だということだ。なぜ「天ぷら」から突拍子もない「お好み焼き」に行ったか? メニュー進行に疑問を抱かれた方も多い筈だが、…

海鮮焼そば & 五目炒飯 ~551蓬莱のランチセット~

関西の点心お持ち帰り部門では、超有名な「551蓬莱」の、草津近鉄店に行ったなら、カウンターに陣取っての飲茶と言うか、出来立てホヤホヤのお料理を堪能したいものだ。前回は「海鮮焼そばセット/1000円」の揚げそばタイプを注文したので、今回は同じ価格の…

大手携帯メーカーは間違っている! ~ドコモ・au・ソフトバンク~

携帯の大手メーカー、ドコモ・au・ソフトバンクなどキャリアの販売促進に「実質無料」のPRが、政府からの指導で使用出来なくなった。対応策として、奇想天外なCMと食いもの無料でお客を釣り上げる作戦に出たようだ。無料の「牛丼」や「ハンバーガー」や「…

叶匠寿庵「桜もち」 ~香り立つ桜葉の風味 花よりお餅~

我が家の近所に、和菓子屋さんの「叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)石山寺店」がある。このお店には少々変わった経歴があり、ずぶの素人の大津市職員が、知人の和菓子職人から約10日間の手ほどきを受けただけで、創業に踏み切って60年の歴史を持っている。…

菜の花の白和え ~ホタルイカとの酢味噌も抜群~

あたり一面に菜の花が咲き乱れるびわ湖畔の「なぎさ公園」は、地元で有名な「癒し」と「インスタ映え」のスポットとなっている。ふつう花の香は薄れやすく儚いものだが、この場所だけはシッカリとそこに定着しているかのようで、自分の身体を菜の花畑の中に…

フグちり鍋 ~関西では「てっちり」と呼び~

関西での「河豚(フグ)」の呼び名は、昔の人の言うことにゃ~あたると死ぬところから「鉄砲」と呼んでいたようだ。さらに関西は、呼び名を短く省略する土地柄で「天神橋筋六丁目(てんろく)」や「関西国際空港(かんくう)」のノリで、「鉄砲ちり鍋(てっ…

黄色い牛スジカレー vs 黒いイカ墨豚カレー ~2種セパレート盛り~

一気に二種類のカレーを煮込むとなると、手間がかかるので家庭環境の中だと敬遠気味になる。ただし、一種類を冷凍保存しておいて、その次のカレーを作る時に、違ったジャンルや見映えの煮込み方をすれば、カレー専門店のように白ご飯に二種のカレーをかけて…

焼き加減がキモ! ~新鮮な肝は一番美味しい部位~

キモは動物にとって一番大事なところで、それに纏わる言葉もさまざまあり「肝に銘じる(心掛ける)」や「肝が据わった(度胸)」や「きも可愛い(これは違った)」などがあり、食用としての本質的な味も、他の部位と比較すると肝は最高ランクに美味しい。そ…

本日はホワイトDAY ~色々考えた先にあった自分の大好物~

学生時代に心を躍らせた「聖バレンタインDAY」のチョコレートを頂く想い出。またお返しとしてのホワイトDAYも含めて、正直いうと心境として良いものも悪いものも残っている。イベント的なものに進化してしまった昨今ではあるが、少なくとも当時の白砂…

うな丼は食べられるうちに‥‥ ~土用には品切れの恐れ~

あの老舗の「うなぎ屋さん」は、他では味わえない美味しさで‥‥‥そんなお話をよく耳にするが、お世話になった寿司屋の大将が言うに、スーパーの鰻でも遜色ないように調理すれば、目隠しして「芸能人格付けチェック」のように食べてもらうと、判らない人が十中…

イカの一夜干し焼き ~マヨネーズと自家製唐辛子で~

漁師町とかでは普通にイカが干している風景に遭遇するが、こんなにも美味しい「イカの一夜干し」を最初に考えたのは、いったい誰なんだろう? きっと漁師さんが「沖漬け」などの、簡単で美味しい究極の食べ方を考えられたんだろう。そんな素朴な一夜干しをず…

煮たまご作りに救世主 ~牛スジ煮込みとパック~

食べたいときに「煮たまご」を作ると言っても、逆らえない方程式がある。「牛スジ煮込み」や「焼き豚」を作った時に必ず出る肉汁たっぷりの煮汁を、無駄にして捨てるわけには行かないので、これが出来た機会には、必ず従うように煮卵づくりとなるのが何時も…

牡蠣どうふ鍋 ~急仕上げのみそ煮込み~

例年のごとく広島産の立派な「大粒の牡蠣」が手にはいった。今夜は、牡蠣と豆腐を味噌で煮込もうとして、ハッと気がついた! 日本酒も味醂さえも切らしている‥‥‥しかし、肴はこれに固執して突き進むしかないのだ。ワシ専用の土鍋も‥‥フタは三代目だが鍋は社…

ひと口豚カツ ~キャベツ・ポテサラ乗せればトマトも欲しくなり~

普通の豚カツと何処が違うかと言えば、脂身が異常に美味しいことだった。既に何回もご紹介している「三元麦豚」は、脂身が甘くて美味しくて、赤身部分はジューシーで素晴らしい味わいだ。本日は厚さ8㎜程度にカットすれば、普通に熱を通しただけでも美味し…

牛スジ煮込み ~スジ部分なのに良い部位を選りすぐり~

牛スジ肉は処理され捨てられる部分であっても、お世辞にも高級な部位とは言えたものではないが、スーパーで原材料を買っても、居酒屋さんで「牛スジ煮込み」を注文しても、そんなに格安感は漂ってこない。しかし、大量に安価で手にはいる機会があれば、自分…

しらす三色丼 ~奇麗に盛り付け美味しく健康?に~

季節の風物詩「釜揚げしらす」は、そのまま食べても美味しいし、白ご飯に乗っけても最高によく合う。同じタンパク質と言うことで、相性が極度に良い「卵黄」と、色彩的に「ほうれん草のお浸し」と「自家製梅干し」も乗っけてみたが、見栄えも奇麗で素敵な「…

叶匠寿庵の梅みごろ ~三月から季節の生あもは「桜」~

今年は桜の見頃が早いというが「梅は咲いたか~桜はまだかいな」と切り出す小唄「しょんがえ節」がある。花柳の芸妓たちを、季節の花(梅・桜・柳・山吹)や、数々の貝に例えて小粋に歌ったもので、梅=若い芸妓、桜=上の姐さん、柳=なよなよ移り気、山吹…

イワシの生姜煮から ~ネコまんまに流されやすいメニュー~

本当は焼いて食べる大型イワシで、シンプルに塩焼きを楽しもうと思ったのだが、節分を過ぎてからを境に、お魚売り場から大型サイズのイワシが姿を消した。こんなサイズだと仕方なしに、生姜の香りを全面に出した煮魚にするが、食事前のひと時に「イワシの生…

本気の走り! ~第73回びわ湖毎日マラソン~

澄み渡った雲ひとつない快晴のもと「第73回びわ湖毎日マラソン」が、2018年3月4日(日)12時30分にスタートした。国内外からの招待選手には、エゼキエル・チェビー(ケニア)、アベラ・クマ(エチオピア)、タデッセ・アブラハム(スイス)、アルバート・コ…

ひな祭り寿司 ~ひな祭りにゃ、ばら寿司も江戸前ちらし寿司も同じ趣旨~

関西で主流となっている「ばら寿司」や、規則的に食材が並べられた関東の「江戸前ちらし寿司」は、ひな祭り寿司となれば双方の意味合いは一緒で、酢飯に干し椎茸・干瓢・酢蓮根を混ぜ混み、魚介類を並べる定義で、親から子への思いが、色々と込められた食材…

おひな祭り(桃の節句) ~菱餅の順にも意味がある~

ひな段のピンク・ホワイト・グリーンの色合いに華やかさを感じる「菱餅」は、その色彩の総てに意味があり健康になるためのエキスも含まれている。上から順に「ピンク」「白」「緑」となっており、おひな祭り(桃の節句)になると、雪の下に緑の草が息吹き、…

赤福のよもぎ餅 ~3月の朔日餅と、とうふやの朔日粥~

3月弥生にはいると、厳しい寒さも緩んで新芽の季節になり、赤福の朔日餅は「よもぎ餅」となっている。都会のアスファルトの裂け目でも根を張る「ヨモギ」の生命力は素晴らしく、先人はヨモギの「気」にあやかりたいと薬効利用してきた歴史がある。その用途…