炎のクリエイター日記・本店

 美味しいもの・史跡や歴史のご紹介など。 どんな素材も関西仕立てにクリエイト。

■わらべ地蔵は、苔庭に点在する小さな石仏のこと。苔に覆われた姿が可愛く、静かに微笑む表情が訪れる人々を魅了する。(三千院)

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「拳ラーメン」 は、まるで創作料理。

以前からマークしていた京都七条の「拳(こぶし)ラーメン」へ。このお店は風変わりなメニューが数々あるので、オーダーするのに目移りがするが、今回のワシのターゲットは「黄金鶏和え麺\900」で、オーダーすると店主は凄い手捌きで調理して行き「アッ!」…

ビールは、新鮮なほど美味しい・・・・・

お酒にも色々あって、特にビールは鮮度がモノを言うのはご存知だろうか? 京都は川原町三条下ル左側に「アサヒビアレストラン」があり、アサヒビール吹田工場より直送される鮮度抜群の生ビールをお昼からでも味わえる空間なのだ。普段は、身を粉にして働くの…

「志じみめし」 より 「鯉料理」 を郷土料理に認定!

先日の「一番丸クルージング」から下船すると、お腹の虫が鳴き出した。お酒もクルージング途中で切れたので、この付近で腹ごしらえをと探していると・・・・・石山寺山門前の瀬田川沿いには、名物の「志じみめし」を扱うお店が数店軒を連ねている。はっきり…

瀬田川~琵琶湖クルーズ 「一番丸」 に乗船

明治2年にびわ湖で「一番丸」が就航し、内陸部である滋賀県にも蒸気船の時代が到来したのは、湖国の人々に近代化を実感させる出来事として充分であった。やがてその蒸気船経営は町人をはじめ個人の手にもゆだねられて栄えたが、国鉄の東海道線全通により蒸…

炎の人 「ゴッホ展」 を鑑賞・・・・

今の時代にあってワシの鈍感になった感情を呼び起こす画家がひとりいる。その人の名は「フィンセント・ファン・ゴッホ」。彼は実に鋭く視覚的にとび込んでくる絵画を、既に1800年代に完成させていたことが好きになった理由だろうか? やや自慢になるがワシの…

特大 「しい茸」 で嬉しい茸・・・・・

ジャムおじさんから、大型の「しい茸」を戴いた・・・・・「嬉しい茸」と言うサバンナのギャグがあるが、「いつやるの?今でしょ!」と同じくらいに耳から離れない。歴然と見て大きいと判るくらいの特大サイズ「しい茸」は、肉厚過ぎてそのままは焼けないの…

美味しい雑草 「スベリヒユ」 の魅力・・・・・

今週の月曜日からの新番組で「ガレリオ」がスタートした。ヒロイン役刑事が柴崎コウさんから吉高由里子さんに変わっただけで、お馴染み科学の力で難解な事件を解決していくシリーズドラマの中で、「料理」についての理論を、主演を演じるガリレオこと福山雅…

タケノコは 「筍」 でも山城産 ~木津川市山城町~

この時期の京都の台所「錦市場」には、旬の贈りものである京都山城産の小さな可愛い「竹の子」が店先に並ぶ。あえて竹の子と書いたが、竹がんむりに旬と書いて「筍」と表現した方が情緒があってシックリくるかも知れない。 ひと口に竹がんむりと言ったが、竹…

強者どもが夢のあと 「将軍塚」 ~京都東山~

一般的には、京都を一望できる「夜景」や秋の「紅葉」を楽しむカップルのスポットとされている「将軍塚」は、京都の東山の頂き付近にあり、春の「桜」がやや遅くまで楽しめる行楽地である。山門(福徳門)を進むと木造お寄棟造りで瓦葺のお堂に突き当たる。…

豪快漁師料理は「漁火(りょうか)」 ~真鍋島~

岡山県は笠岡市にある「笠岡諸島」に属する島に「真鍋島(まなべしま)」がある。笠岡港から連絡船に乗って50分くらいで、古い漁村の面影を残した家並みが特徴の島へ。映画「獄門島」や「瀬戸内少年野球団」のロケ地となった瀬戸内にぽっかり浮かぶ島なのだ…

鞆の浦(とものうら)ぶらり

広島県福山市鞆地区の沼隈半島南端にある港湾及び、その周辺海域のことを指す「鞆の浦(とものうら)」は、「鞆」の港周辺の市街も含めての総称だが、その由来は「鞆にある入り江」という意味であり、鞆港を中心とした海域のことであったのだ。 はるか古の航…

鞆の浦の 「桜鯛」 豪快調理!

桜花乱舞の石山寺から、またまたジャムおじさんとの岡山~広島旅行に戻るが、今回は「鞆」のホテルを予約して乗り込んだ。まぁ一般的な観光ホテルであるが、得意の「共同購入チケット一泊二食付き¥6500」で、夕食は地元の野菜・魚料理のバイキング。これが…

桜花乱舞と 「桜餅」

岡山から尾道への旅を紹介している最中だが、桜の満開が今日限りで吹き飛ばされるような雲行きなので、慌てて「桜」を紹介したい。桜と言えば思い出すのは、ご存知「忠臣蔵」の播州赤穂藩「浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)」は、分別が付かず…

山頂に倒壊寸前のお城 ~尾道~

前回に引き続き「尾道」のお話。この町は「しまなみ海道」開通によって、四国の今治市と陸路で結ばれたお陰で物流面での利便性が高まり、中国道とで更に発達した都市なのだ。市内の中心部は、北側の山肌に住宅が密集していて、南側の海とに挟まれているため…

尾道は♪いつか来た道~あぁそうだよう・・・・

海辺からいきなりの小さな山肌に、これでもかと住宅が密集する「尾道(おのみち)」は、岡山市と広島市のほぼ中間に位置しており、瀬戸内海の尾道水道(対岸の向島間の狭さから呼ばれる)は、海でありながら河川のように見え、古くから海運による物流の集散…