炎のクリエイター日記・本店

 美味しいもの・史跡や歴史のご紹介など。 どんな素材も関西仕立てにクリエイト。

■近江八幡の商家に飾る京雛は、京都の古来から受け継がれる儀式に従い、左席上位の位置を主流として、右側に男雛・左側に女雛となる

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

裸の大将には・・・おむすび ~放浪の天才画家 山下清展~

皆さんもテレビで目にしたことはあるだろう「裸の大将放浪記」は、実在する天才画家山下清がモデルであるだけで、その人物像と言えばご本人とは、かけ離れた人物設定になっており、芦屋雁之助の芸が一人歩きしている結果となったが、日本中を放浪しながら、…

帆立とじ丼 ~激うま疲労回復効果~

先日の卸売市場のお友達から頂いた「ベビー帆立」は、新鮮なものを生食の刺身でわさび醤油で戴いたが、今日はひと手間かけて、帆立とじ丼にして行こうと思う。もともと、貝類は熱を加えると甘味が増し、中はレアでも充分に食感も良い出来になる。コハク酸・…

焼肉パーティ ~優しい言葉に涙ながら飲む~

勤務先の新人さん歓迎会にバーベQと言うか、焼肉パーティをすると言うんで、後輩に家まで迎えに来てもらって準備もあると言うので早めに乗り込んでみた。テキパキ動く若い衆に感心しきり「ビールでも飲みながら準備を見ていてください」・・・何ぁ~んて優…

帆立の世界も厳しい! ~美味しいうちに食べる~

またもや卸売市場に通っているお友達から差し入れを頂いたのは、どうやら「ホタテ貝の稚貝」であって、普通のホタテ貝を養殖する過程において、間引きしたものであった。殻付きのものでも価格が手頃で、素晴らしいお出汁も取れるが、今回のブツは軽ぅ~く蒸…

しんじるたぬき・・・・陶芸家 リサ・ラーソン展

信楽の「陶芸の森」へ出掛けたとき、偶然であった「リサ・ラーソン展」で目の保養をした。今回の信楽での展示会となったきっかけは「しんじるたぬき」の作品によるもので、お狸つながりと言うところだろうか? タヌキの習性について、おもしろい記述があるの…

たけのこ牛丼 ~オリジナルレシピ紹介~

筍を使った丼で、具材が一種類では見た目シチュエーション的に愛想がない・・・・そこで考えた。牛肉・新玉ねぎ・筍のトリオにして「たけのこ牛丼」としたら、筍にお肉の旨味が沁みて、なかなかの素晴らしいメニューになったので紹介したい。画像を見て頂け…

まぐろの中落ち丼「市場の食堂」 ~水口の寿志亭~

滋賀県は甲賀市水口の中心部、真向かいには「つばきの湯」があるのが目印。京都卸売市場から新鮮な魚介類も届く、第三セクターとしての市場がある。その一画に極めて間口の狭い「市場の食堂」があり、システムも風変りなので紹介しておくと、まずは食堂で注…

水口城(みなくちじょう)は、幕府直轄!そしてお惣菜。

滋賀県甲賀市にある「水口城(みなくちじょう)」は、湧水を利用したお堀に碧い水を豊富に湛えていたことから、別名「碧水城(へきすいじょう)」とも呼ばれている。水口城の築城は、三代将軍徳川家光が京都上洛の際の宿泊所として、幕府直轄で築城(1634年…

徳島ラーメン・・・まけまけいっぱい!にはならず。

お土産のご当地「徳島ラーメン」を頂いた。徳島ラーメンは、もともと「中華そば」や「支那そば」と呼ばれていて、豚骨スープの白系・鶏ガラを中心に野菜エキスの黄系・豚骨スープに醤油ダレの茶系と、三種類のスープに分かれている。豚骨・鶏ガラ・魚介など…

ビックリ刺身定食・・・煮魚・焼き魚・蛍イカなど全7品がセット。

前々から定食の味は果たしてどんなだろう?と、気になっていたお店がある。謎の怪しい「刺身定食/800円」を、販売しているお店があると聞いて注目していたのだが、正直に言うと外観がみすぼらしいので入り辛いのが先立つ。勇気をふり絞って入店してみると、…

おもしろ信楽焼き ~本格派でないお狸と鯉~

先日ご紹介した滋賀県の信楽が誇る「信楽焼き」の、狸の置ものは一種のPR的存在かも知れない。信楽の土は、耐火性に優れ腰が強いと言われ、家くらいある「大きな陶器」から、極端に小指くらいの「小さい陶器」にいたるまでカバー。そんな細工しやすい粘土…

ひき肉と水菜のトマトパスタ ~冷蔵庫お掃除パスタ~

きょうは食材のストックが何もない・・・・・そんなセリフは、どなたであっても時々は聞こえて来そうだ。かく言うワシも例外ではなく、本日に限っては目ぼしい食材が見当たらないので、冷蔵庫のお掃除よろしく、眠っている残り僅かな食材を掻き集め「ひき肉…

信楽焼きの伝統と、新にんにく丸揚げ。

滋賀県は信楽にある県立「陶芸の森」には、数々の「信楽焼(しがらきやき)」が展示・陳列され販売もされている。信楽焼きは甲賀市信楽中心に作られる陶器で、日本6古窯のひとつに数えられ、一般には狸やフクロウなどの置物で有名だ。狸と言えば日本では珍…

水菜と豚肉のたいたん ~京都言葉はお公家さん発祥~

関西近郊、特に京都で言う「おばんざい(お晩菜)」とは、昔より京都の一般家庭で作られてきた「お惣菜」のことで、その中に「たいたん」なる言葉がある。ストレートに言えば「炊いたもの」のことを指し、煮ものの一種で京都言葉なのである。京都では、未だ…

ぼたん鍋 ~アントキノ猪・山の幸~

信楽の山の中。あたりの田畑の周囲がバリケードで囲われているのは、暴れ者の害獣「イノシシ」の攻撃から作物を守るためである。ご近所にも猟師さんがおられるのだろう、「ボタン肉(猪肉)」の解体から直売所まで兼ねているお店があり、毛皮が乱雑に干され…

串カツの醍醐味 ~勝手なツウが語る~

串カツの醍醐味は、揚げたてを直ぐさま味わうこと。これ以上の王道はないし、暫らく油を切って食べるなんてものは邪道への第一歩なのである。油が滴る串カツをウスターソースへ漬けることでチュンと鳴らしながら浸み込ませ、余分な油混じりのウスターソース…

近江ちゃんぽん・・・その定義と、本物 vs ニセモノ

ちゃんぽんと聞けば「長崎」・・・・と、続いて連想するのが必然だが、我が地元の近江(滋賀県)では、創業昭和38年に彦根発祥で出来た「近江ちゃんぽん」が有名だと言う。魚節と昆布の白出汁をベースに、たっぷりの新鮮野菜でエキスを抽出する、手作りに拘…

出汁巻き玉子 ~その焼き方とコツ5ヵ条~

玉子焼きは、大きくジャンル分けしていくつかに分類できる。卵そのものを味わう「玉子焼き」は、砂糖INと、砂糖なしに。そしてお出汁をいれて焼く「出汁巻き」と言えば、ふわふわに仕上げたいとか、ジューシーに仕上げたいとか、整った形に仕上げたいなど…

野菜サラダも・・・もはや身体に良くない?

ここんとこ、野菜を摂る量が少なくなっているのを感じていたので、「野菜サラダ」であるが水菜とトマトだけになったので、冷蔵庫をあさってみると美味しいロースハム発見! それも焼いてサイコロ状に切ってと、これだけでは物足らないので、ポーチドエッグを…

田舎そば・・・十割そば、山芋そば。

一般に「田舎そば」は十割そばと同意語と思われがちだが、実際は太めのそばらしい味わいの黒っぽい色だと言うだけで、白く細い繊細な風味の「更科そば」の対極にあるのだ。従って田舎そばの100%が十割そばとは限らず「十割そば(下の画像)」はそば粉だけで…

筑前コンカーン ~筑前煮とチリコンカーン~

世界大恐慌や、第二次世界大戦の食糧難がきっかけで、全米に普及した「チリコンカーン」と言うお豆料理は、肉類が配給制になった当時のたんぱく質不足を補うため、挽肉・いんげん豆・トマトなどを煮込んで、ボリュームある汁物仕立てに改良された。スペイン…

京都新聞杯で・・・・・ルネッサンスゥ~

JRA主催の競馬場へは、生まれて初めての参戦になったのは、中央競馬開催時に限り職場で待機のうえ、短時間でレース結果を、即興で誌面デザインするお仕事をしていたからだ。3時45分にレースがスタートし、4時30分には現場から画像が送られてきたものが…

筍料理・・・春の味覚の総決算

春の味覚の総決算となるべく、筍のお料理をご紹介と言うよりも日の目を見なかった画像のオンパレードである。ご存知、筍は下ごしらえのコツさえ掴めば超簡単で、採れて数分後ならアク抜きの必要もなく食べることは可能だ。その長所は筍の春の芳香があり風味…

朝宮茶‥‥‥絶景! お茶の香りとその風味。

我が現住所のある滋賀県の信楽は、先日ご紹介したように信楽焼き(約820年以前)で有名である。一方、信楽の「朝宮茶」の起源は、今から約1200年以前に遡り「最澄」が中国の唐より茶の種子を持ち帰ったことが起源である。歴史的には「比叡山麓」や「朝宮の宮…

近江牛ローストビーフと、出羽桜一路!

毎度のローストビーフ作りだが、今回は少々違った点がある。いつもは豪州産(オーストラリア産)を使うのだが、今回に限り「近江牛系のモモ」を使用して、モモ赤身の部分であるにも拘らず霜降りのタイプとなっている。多分、これっていつもの赤身とは出来具…

牛すじ丼・・・激うま煮たまごトッピング。

飛びっきり美味しい、お出汁があるとする・・・・・それは丁寧にアクを掬い、余分な脂も取り除いて出来上がった、豚肉や牛肉のエキスがふんだんに入ったもの。実は牛すじを煮込んだアトの残ったスープなのだが、ここへ何かを入れるとすれば「ゆで玉子」や「…

とろ天・・・まぐろの赤身盛り。

中央卸売市場へ通っているお友達から、マグロの差し入れが届いた・・・・・本山葵をたっぷりと盛って、赤身を美味しくいただくには、冷えた日本酒がよろしいようで。このように、とろ部分のブロックであるが、脂身を優先して柵にとっていくと残る黒っぽい赤…

讃岐うどんの食い崩し方・・・・丸亀製麺

先日の赤福本舗の朔日餅とかさなって、陰に隠れた形になったのは讃岐うどんの美味しいお店「丸亀製麺」の半額サービスDAY。毎月1日は「釜あげうどん半額の日」となっている。何と言ってもツルツルシコシコの腰力のあるうどんはこのお店だけ。正直に言う…

黒豚のスペアリブ煮込み・・・激うま!

ボリューム満点で、アッサリ感漂う肉の塊・・・今回は、豚のバラ肉よりも脂が少なく、角煮にした時よりも食べ易いと言われる「黒豚のスペアリブ煮込み」を紹介したい。煮込む時間は、比較的短時間で済むのにも拘わらず、肉質が柔らかいのは勿論、骨ぎわの美…

信楽焼きの侘び寂び ~抹茶の風味~

信楽(しがらき)は、東海・尾張と、山城・大和(京都・奈良)を結ぶ交通の要所であることから、茶の湯の本拠となった京都・奈良の影響を受け「信楽焼き」が発展したと言う。お狸さんの焼き物がトレードマークの信楽焼きの特徴は、土に含まれる鉄分が赤く発…