炎のクリエイター日記・本店

 美味しいもの・史跡や歴史のご紹介など。 どんな素材も関西仕立てにクリエイト。

■わらべ地蔵は、苔庭に点在する小さな石仏のこと。苔に覆われた姿が可愛く、静かに微笑む表情が訪れる人々を魅了する。(三千院)

2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧

かつカレー鍋焼きうどん ~金ちゃんの100円うどん~

若い頃の残業食に、何回も作って食べた記憶がある金ちゃんの鍋焼き天ぷらうどん@108円‥‥‥ワシが決裁をするようになった頃から、若い社員には「にぎり寿司&肉うどん」の出前に代えてやったら、残業食めあての居残り組が増えていって、経理から文句を繰り返し…

お肉ごろごろ炒飯 ~面倒な調理のナンバーワンに炒飯~

食べ歩き番組で、炒飯の上にボリュウムある豚バラ肉の焼豚が、ゴロゴロ乗っかっているのを見てしまった。同じ豚バラでは芸がないので、テッペンのお肉を牛肉のバラ肉切り落としに替えてチャレンジ。どんぶり茶碗の底に、焼肉のタレで焼いた牛肉バラ肉を仕込…

四川シビ辛担々麺 ~まこと屋さんの3辛麺を2辛に~

まこと屋さんから、万博期間限定メニューの「極オニ辛牛白湯ラーメン」が先行発売されたそうだ。香辛料に世界一辛いペッパーXを使い、トリニーダードスコーピオン・カエンペッパーなどを使って、辛さレベルがMAXの40辛となっているが、ワシの手には負え…

鯛の子煮付け ~お薬や食物は、諸刃の剣的な要素がある~

どこで勘違いしたかは知らないが、鯛の子を鱈の子と間違えておられる人の多いこと。スケソウダラの腹子が、加工されて辛子明太子となって美味しい珍味となる。そのメンタイコのタイを聞いて、そう間違えさせたのか? ワシの認識での鯛の子煮付けは、真鯛の♀…

インディアンオムライス ~ドライカレーを卵で包む~

学業を終え社会人になりたての頃に、軽食のお店ではインディアンオムライスというメニューが流行っていた。これはオムライスの中のご飯を、チキンライスからドライカレーに差し替えただけで、完成品にカレールウをぶっ掛けてあるので、カレー好きにはたまら…

凄腕のシェフから新人シェフに ~バトンは渡ったが~

奈良での会食は、すっかりお料理の要望を受け止めて、予算的にもその中でやりくりしてくれていた、イタリアンのラ・チェーロ前シェフさん。薪窯と言うことで特にピザを始め、パスタ・カルパッチョも絶妙に美味しいものを出すために、調理面でも接客面でも孤…

すぐき菜 ~京漬物は塩漬けだが、ワシはぬか漬け~

京野菜で蕪の仲間である「すぐき菜」は、更にピンポイントで言えば上賀茂付近で生まれ、塩だけで漬け込んで乳酸を発酵させる、シンプルなお漬物として有名だ。今でこそ京都駅ビル伊勢丹とかでも扱っているが、そのむかしは上賀茂まで行かないと、手に入らな…

手抜きスパサラ ~急に食べたくなったときの対処~

ゆで卵も欲しかったスパゲティサラダであるが、乾麺を所定の時間茹でて、既に冷凍コーンのはいったボウルに上から放り込んで、キュウリ・ミニトマトのスライスを混ぜ込んで、何とか色合い的に見れるようにした後に、マヨネーズと和えてみたら10分フラット! …

ザ・醤油そば ~新福菜館は、濃い味が魅力の京都ラーメン~

普段はそんなにお世話にならないが、我が家から一番近いラーメン屋さんに「新福菜館」と言うお店がある。もともと京都駅裏に本店を構え、富山ブラックや近江ブラックが新福菜館を真似たような、濃口醤油の京都ラーメンであり歴史ある老舗店となっている。ワ…

菜の花の辛子和え ~モンシロチョウが舞い始める前に~

若い頃の実家では、猫の額のような畑に菜の花が植えてあって、花が咲く直前のツボミ状態を見計らって、親父が花ばさみを片手に、穂先を摘みまくっていた姿が記憶に残っている。これはワシが菜の花が好きだと言っていたからで、いまから思えば有り難いことで…

ばら寿司 ~我が家は、錦糸卵と紅生姜のご飯~

平日は給食の世話になっていた中学生時代、土曜日のみ午後の部活のためにお弁当持ちとなっていた。その内容は、酢めしにすることで食中毒防止をクリアし、華やかに錦糸卵をバラつかせ、紅生姜・三つ葉などで色彩を豊かにすることで、友人達が見て「ばら寿司…

海老タレカツ親子丼 ~全力飯かつやさんの期間限定~

丼好きには一番のシチュエーションとなる親子丼は、それぞれ丼ファンの思い入れがある。そんなランキング上位の親子丼バリエーションとなる「海老タレカツ親子丼@769円(税込・100円引券)」が、全力飯かつやさんから期間限定で発売された。簡単に言えば親…

骨ぎわの珍味にうま味 ~ぶりカマの塩焼き~

割烹や居酒屋さんで、お魚の上身に串を打って板前さん風に振り塩して調理したものよりも、捨てる頭や取り除くアラに若干多めの身を付けて、煮込んだり焼いたりすると「兜煮」や「カマの塩焼き」や「アラ汁」となって、むしろアラの方にうま味を感じる場合が…

チャーシュー丼 ~逆バージョンのミニらーめん~

昨今のラーメン屋さんに欠かせないトッピングは、チャーシュー・メンマ・煮卵などがあるが、チョイ追い飯を食べたくなる時がある。以前なら白ご飯や、かやくご飯が多かったが、ここ最近はラーメンのトッピング食材を使った、チャーシュー丼や卵かけご飯が幅…

うなテラ丼 ~大盛り@1300円・宇奈ととから~

鰻の蒲焼きたっぷりの丼が、期間限定で宇奈ととさんから販売された。ひと切れの大きさが約4センチ四方の蒲焼きが、約うなぎ一匹分ほど乗っかっている「うなテラ丼@1300円(税込)」が期間限定で販売された。考えてみれば櫃まぶしの定義と同じようなもので…

水ダコの刺身 ~ピリリと辛子酢味噌がベストの食べ方~

北海道で獲れるミズダコは、全長が5mの重量が50キロが平均サイズで、タラバガニなどを餌として北洋では食物連鎖の頂上に位置する大ダコだそうだ。足一本でも手にはいれば、一家5人前のお刺身は充分こと足りるようなイメージで、現状は水温の関係で漁場が…

ミネストローネ飯 ~リメイクなら動物性淡白質も~

イタリアの代表的なスープ「ミネストローネ」は、野菜・豆・玉ネギ・パスタ・米なども使う具だくさんなスープを言うようだ。トマトをベースに味付けし、季節の野菜をオリーブオイルで炒めて作るので、春なら筍・菜の花、夏なら茄子・ズッキーニ、秋なら茸・…

本格辛痺ずん辣担 ~ずんどう屋+すすらんか のコラボ~

ずんどう屋さんオリジナルでの激辛ラーメンは、以前に鬼辛ラーメンと言うのがあった。しかし、今回はそれを凌ぐような「辛痺ずん辣担麺@1200円(税込)」で、奈良町にある「すするかすすらんか」とのコラボとなっていた。シビレルとのことだが、花椒(ほわ…

日野菜の糠漬け ~上手に漬かった日野菜と梅干し~

京野菜と間違われることが多い「日野菜」は、正真正銘近江野菜の仲間となる。戦国大名の蒲生氏の居城で採れた、蕪の交雑種が起源となっていて、根は大根のように細長いが、色彩は蕪のように赤紫のグラデーションとなっている。日野菜をぬか漬けにすれば、根…

節分の恵方巻 ~自分で巻いてコスト削減~

節分の三大イベントとして生き残っているのは、豆まき・恵方巻・イワシ頭と柊の葉などで、どれも日本の食文化とコラボさせてあるのが特徴かと思う。なかでも明治時代から、大阪は船場の海苔問屋さんが、巻き寿司イベントのポスターを作って、各お寿司屋さん…

肉割烹のポテサラ ~ステーキ屋のイリュージョン~

ワシが作るのとでは大きな違いがある、肉割烹さんのポテトサラダだが、ジャガ芋は熱いうちに塩・コショウ・酢で味をつけるのがポイントだそうだ。玉ネギはシンナリさせて、キュウリは塩揉みして全体を馴染ませるような出来上がりだった。そこへ肉割烹ならで…