2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
急に鰻(うなぎ)を食べたくなったとき、わざわざ専門店に行ってまで、櫃まぶし・うな重・うな丼など、それほど御大層なものは望んでいないし必要もない。そんな時のために、鰻の蒲焼き@1000円を買って4分割の切り身にして冷凍しておく。うなぎ好きの方にお…
生協の宅配ちらしに冷凍たこ焼きが比較的安価で売り出されていた。以前にご紹介したテーブルマークの冷凍たこ焼き ←クリックするとリンクします。よりも、リーズナブルな設定となっているので、思わず注文したが、開封してみて驚いた。形状が鰹出汁で戴く明…
最近の養豚業界は、品種改良で三元豚が主流となっている。従ってパック表記に三元豚となっていても、特にご大層なブツでもないが、養豚業界がお味の底上げした格好で、必要以上にクオリティが高くもない。さらにカナダ産三元豚なども、生産者が日本人の指導…
さてさて十二分屋膳所店さんの平日限定麺は、先日の天草大王のラーメンを食べ損ねたので、今回の「近江シャモの醤油ラーメン@800円」こそはと思い、11時半オープンの5分前に到着して食べる気満々で上部のガラス窓を見ると、店内の照明が全点灯している‥‥‥…
最初にお断りしておくが、関東の「揚げ玉」は有料でタヌキのメニューになるが、関西での揚げ玉の地位は「天かす」であって、あくまでも油から掬うて捨てる部類のものだ。間違っても料金など請求されない。うどんやさん・天ぷら屋さんでは「ご自由にどうぞ」…
先日ご紹介した、ホットモットの新商品「彩・鮭わかめ弁当@460円」の、曲げわっぱ形状のお弁当箱を、そのまんま捨てるのには忍びない。再利用も考えて奇麗に洗って殺菌しておいた容器の出番が意外と早くやってきた。お弁当屋さんをリスペクトした自作しゃけ…
関西ではおでんのことを「関東煮(かんとに・かんとだき)」と呼んで、おでんよりも歴史が古い。満州国は大連市の遼東半島先端に陣取っていた旧日本陸軍の関東軍が、現地の食べもので寒さを凌いでいた関東鍋が、舞鶴から逆輸入として関西にはいってきた歴史…
餃子の王将(通称京都王将)では関東の支店に限り、天津飯の中華餡を塩味・京風味・甘酢味と3種類から選べる形をとっている。しかし関西では、京風味オンリーとなっていてお味の選択権はないくらいの定番だ。久々の13回目の天津飯食べ歩きは、王将は王将で…
鯖の三部作③ 3月8日は鯖の日‥‥‥。などと言うのは単なる語呂合わせで「サバを読む」という言葉ができたのも、獲れ高が半端なく多く鮮度低下が激しいために、漁師や魚屋が数も数えず大急ぎで売りさばいたのが語源で、今では年を誤魔化す際にも使われている‥‥…
鯖の三部作② 先日は縄文時代から続く、シンプルなサバの塩焼き ←クリックするとリンクします。をご紹介したが、次なる調理は少し手のかかるサバの味噌煮を仕上げていきたい。サバと味噌のコラボが始まったのは平安時代からで、今ではお手軽に美味しいサバ味…
鯖の三部作①近所のスーパーに美味しそうなサバが並んでいる。この時期の真サバは、九州の松浦・唐津・福岡などが旬を迎えており、北海道の旬は初夏の7月から、サバがどんどん南下して、九州の漁場では極寒の2月前後が旬となっているからだ。従って日本人は…
手足のように使ってきたオーブンレンジがぶっ潰れ、取り敢えずとジモティの使い方を理解しようと、試しで買った超安もの1500円の中古オーブンレンジを、我ながら2年間も使ったのが驚きだった。やっと去年に重い腰をあげ、本格的な日立のオーブンレンジを買…
お弁当屋さんの中でも、元祖のり弁当を開発したチームを持つホットモットは、開発後にほっかほっか亭から枝分かれしたお弁当屋さんだ。同社が開発した旧鮭弁当は、流行歌に登場するほどの知名度だったが、原材料の高騰で惜しまれながら廃版になってしまった…
讃岐うどんをお手軽るに食べるなら、近場では丸亀製麺を始め、はなまるうどん・伊予製麺などがある。なかでも丸亀製麺さんが一番身近で健闘しているお店だと思うので、本日は自慢の手打ち麺はさておき、鶏天ぷらにスポットを当ててリスペクトしての挑戦とな…
阪神淡路の震災から今日で26年、当時の炊き出しをされている最中に、余震が襲って来ておでん鍋がひっくり返える最悪の事態が起こった。お鍋は逆さまに地面に伏せてある状態になり、地面におでん種が散乱しひどく汚れて食べられなくなった。仕方なく鍋を拾い…
北海道から沖縄まで全国展開されている「まこと屋」さんは、国内に50店舗を持つラーメン屋さんの大型チェーン店だという。そのお店から、選べる2つの担々麺が2月中旬までの期間限定で売り出され、発売されたのは「四川シビ辛担々麺@830円」と「台湾黒ごま…
お正月を無事カバーした冷蔵庫にお疲れさまと労わり、野菜室に転がっている半端野菜を大放出する丼をご紹介。多い順に、玉ネギ・キャベツ・ニンジン・エリンギを、トマトソース煮込みにし、鶏もも肉のゴロゴロはいったラタトゥイユ的な丼にするつもりが、チ…
小さい頃はオバアが作った「お揚げさんの炊いたん」は超美味しかった。ところが砂糖を僅かしか使ってないのに、程よい甘みが充分に沁み込んでいる。そんな*炊き方をリスペクトしつつ、熱湯にくぐらせ油抜きしたお厚揚げさんを食べやすい大きさに切って、鰹だ…
本格職人の握り寿司が安くて旨い! こんなPRでズンズン頭角を現してきた寿司チェーン店「や台ずし」は、一貫59円から戴ける寿司居酒屋だという。ワシがこの店と出会ったのは、天理駅前店で時間調整に困り果てていた時に、夕方16時開店で19時まで飲みもの半…
信長公の安土城址は、今でこそ陸地にモッコリ小高く山城風に見えるが、当時はびわ湖に浮かんでいるかのように見えたと記述がある。びわ湖の干拓工事は、ドデカイ大中の牧草地を今に残し、そこで育つ肉牛が「近江牛」で北近江の特産品となっている。ワシの場…
子供の頃は貧乏な家庭で育ったが、親の知人に養鶏場を経営されている方がおられたので、鶏卵だけは比較的食べられた気がする。今では考えられない、殻がふにゃふにゃのカルシウム不足の鶏が産んだものとか、鶏が突っついてチョイ割れたものや、特大で3つの…
今年は丑年で、コロナはモォ~結構とか年賀状には書かれてあるのがチラホラと。十二分屋さんでは、Facebook滋賀ラーメン部1万人突破記念として「十二分屋そば Premium@1000円」を各店舗で同時販売されたようだ。お店での皆さんの会話から判断すると、膳所…
食べものの中で何が大好きだ?と問われたら、以前にご紹介した「かつ丼」 ←クリックするとリンクします。にぶち当たってしまう。食べものの中でも二次工程まで一気にやり遂げなければ食べられないお料理として、調理途上で難行するのは必至だ。ならば一時工…
これはワシ個人のラーメン事情だが、例えば年末の忙しい時期に十二分屋膳所店さんへ行く基準は、マスターからはいるInstagramの投稿で、本日の限定ラーメンの種類を知り、どうしても食べたいと思えば行ってみるし、そうでないときにはスルー。ウニのラーメン…
元日から数えて7日にもなると、冷たいお節料理を始め暴飲暴食で胃に負担がかかり、内臓が弱っている状況になっていることが多い。そこを見計らったように、先人の知恵「七草の節句」があり、このタイミングで野草のスプラウトをお粥に混ぜ込んで戴くと、胃…
お正月のお節料理 ←クリックするとリンクします。を、生まれて初めて買ったものを先日ご紹介したが、意外と一瞬で無くなったのが不思議で‥‥‥実家ではお正月三が日に毎度のように出されてきたのだが、どうやらオカンが補充していたのを、ワシが知らないだけだ…
ひと昔まえと違って、豚カツ専門店が徐々に増えている。関西なら、奇麗なお姉さんが多いかつくらさん・とにかくお安いかつやさん・牛丼で有名な松屋の姉妹店の松乃屋さんなどが絶好調だ。そんな豚カツ専門店の登場が豚かつ定食はもちろん、作るのが面倒なか…
お正月には決まってブロガーさん達がカレーライスを紹介する。一時流行ったCMの「お節もいいけどカレーもね」みたいな心境になるようで、ワシもレトルトカレーを10袋を揃えていたが、この時期だけの福袋販売を思い出してしまったので、3年前に買って満足…
日本のお節料理は、弥生時代に大陸から伝わったようで、1年を5節に分けていた当時の日本は、それぞれの節目(節句)に神様にお供えする「お節料理」を作っていたそうだ。現在は年間を通じての節句の原点「お正月」に食べるものが、お節料理として残ってい…
平安時代から続く日本古来の風習「お雑煮」は、歳神さまにお供えするのが起源だという。安土桃山の戦国大名が、覇権争いでしのぎを削るなか、庶民に質素倹約を指導した大名の領地内では、お澄ましで水菜とお餅だけみたいなことになるが、栄華を誇っていた大…