天然の寒ブリは、脂がのって美味しいと言うのは通説で、実際には脂ののりが良いのは養殖の方で、むしろ天然ものは1~2月を除けば、脂も薄っすらで、サッパリした味わいとなっている。脂のノリが良い養殖のブリは、全体的に白っぽく霜降り状のサシが入っている。

養殖のなかには、愛媛のようにみかんを飼料に混ぜ込んで食べさせている「みかんブリ」って言うのがある。みかんに含まれるリモネンが、生臭さを抑え鮮度を保つ働きをしているようで、決してみかんのお味がすることはない。みかんの他には柚子・かぼす・オリーブ・お茶などを飼料に混ぜ込む産地もあると聞く。

ブリは大きくなるほどに、名前が変わっていく出世魚と呼ばれているが、関西ではツバス → ハマチ → メジロ → ブリとなっている。


子供たちがブリや蒸し豚を持ってきてくれた。ブリは3枚におろして、大皿に盛ってテーブルに置いた。蒸しブタは、韓国風の唐辛子酢味噌を使って食べる‥‥‥とは言っても唐辛子酢味噌は、1700年頃日本に伝来した唐辛子を混ぜ込んで作ったもので、日本で生まれたものだ。鶴橋・桃谷あたりの、自家製マッコリを飲みたくなるほど蒸し豚には威力があった。

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