旬を迎えた新ジャガは、春先の頃には皮が薄くて瑞々しく、この時期ならではの贅沢な味わいがある。特に4月のブツは香りが際立っており、厚切りウインナーと一緒に炒めて、ジャーマンポテト風で戴くのが最高だ。ドイツでの呼び名は、焼く(Brat)ジャガ芋(kartoffeln)ブラートカルトッフェルンと舌を噛みそうだ。



味付けの決め手は、パンチの効いたニンニクパウダーと、素材を引き立てる岩塩ピンクソルト、そしてピリッとした黒コショウの三本の矢だと毛利元就氏も言うだろう。我が家はワシ以外黒コショウが苦手なので盛り付け後の追い黒コショウとした。

と言うわけで最後に黒コショウを振りかけ、鮮やかなハーブを添えれば、見た目も香りも一気に華やぐことになる。キンキンに冷えた生ビールを準備して、ホクホクの新ジャガを頬張る瞬間は、まさに至福の刻と言えるだろう。
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